研究集会・研究推進について

2017年度研究推進の一環として、教育実践研究をテーマとした第21回研究集会を、2018年6月10日(日)、大阪教育大学天王寺キャンパスにて開催することとなりましたので、ご案内申し上げます。会の詳細は以下の通りです。みなさまのご参集をお待ちしております。

案内チラシ:第21回研究集会案内チラシ

日本教育方法学会第21回研究集会

 教育実践研究におけるデータとは何か
        -データの収集と考察の現在-

 教育方法学にとって、授業実践や教育実践という総合的営みのどこに焦点を合わせて、いかなるデータをとるかは研究の成否を分ける基本問題です。臨床的な研究にとって、研究課題の設定とそれにふさわしい実践データの収集と分析は、基礎的作業です。地道な作業ですが、この分野にも理論研究からの影響であったり、データ収集の新たなアプローチが試みられたりするようになってきております。
 そこで、意欲的に研究データの開発とアプローチの革新を試みている会員に報告をお願いし、それぞれのアプローチを交流・検討することを通じて、教育方法学研究の新たな前進や実践の従来の見方の革新につながることを期待してこの研究集会を企画いたしました。このことを通じてベテランにとっても若手にとっても研究データを取り扱う作法を振り返る契機にしたいと考えました。多くの会員の参加を期待いたしております。

日時:2018年6月10日(日)13:30~16:30(受付:13:00~)

場所:大阪教育大学天王寺キャンパス 西館1階第一講義室

司会者:池野範男(日本体育大学) 西岡加名恵(京都大学)

提案者:
坂本將暢(名古屋大学)
「工学的アプローチによる教育実践データの分析と意義」
中坪史典(広島大学)
「映像や写真を介して教師(保育者)の多声的な語りを収集する:文化を反映する教育(保育)実践を描き出す試み」
八田幸恵(大阪教育大学)
「生徒のノート・作品・成果物を公刊し授業研究への多様な人々の参加を促す:教室における目標と評価の豊穣化のために」

 

2009年に『日本の授業研究 上下巻』(学文社)を、2011年に”Lesson Study in Japan”(溪水社)(2013年・増刷)から出版しました。会員の方には、会員特別価格(『日本の授業研究』上下セット4,000円(2013年10月現在、下巻在庫切れ)、”Lesson Study in Japan”6,000円)にて販売いたします。「氏名・送り先・校費支払いの有無・注文冊数」を、事務局までご連絡ください。事務局から、出版社に注文を依頼いたします。

研究推進事業の一環として、これまでに、19回の研究集会を実施しております。

第1回  新しい教育評価のあり方を求めて ―ポートフォリオ評価法は授業改善に何を提起しているか―
  2001年4月14日 京都大学(京大会館)
第2回 教育方法学の国際的交流と動向  
  2001年7月14日 福岡教育大学
第3回 学校週5日制における教育課程編成の課題
  2002年4月27日 東北大学
第4回 総合学習と生徒参加  
  2002年10月19日 学士会館
第5回 評価規準づくりと授業改善  
  2003年4月26日 京都大学(京大会館)
第6回 授業研究における教育心理学と教育方法学
  2003年7月19日 福岡教育大学
第7回 今、学校で学ぶ意義を問い直す ―学校における様々な学びのスタイルの検討―
  2004年7月11日 広島大学(東千田キャンパス)
第8回 授業において「わかる」とは何か ―学力の形成を問い直す―
  2005年1月29日 東北大学
第9回 世界に見る学力問題と教育改革  
  2005年7月24日 名古屋大学
第10回 ヴィゴツキー理論と教育方法学  
  2006年12月18日 広島大学
第11回 世界における日本の授業研究の意義と課題を問う
  2007年3月21日 名古屋大学
第12回 巨大都市下の教育方法学の課題 ―現代の子どもたちの成育環境と教育方法学―
  2008年3月20日 キャンパス・イノベーションセンター東京
第13回 巨大都市下の教育方法学の課題 ―学童保育や社会福祉の現場からの発信を聞く―
  都市化社会における子どもたちの生活現実
  2009年3月14日 大阪市立大学梅田サテライト
第14回 巨大都市下の教育方法学の課題 ―巨大都市下の子どものケアと教育方法学―
  2010年3月13日 東京大学
第15回 教育方法学の研究方法論 教育実践の記録と解釈
  2011年6月19日 名古屋大学
第16回 東日本大震災からの復興と教育方法
  2012年3月31日 東北大学
第17回 いじめ問題にどう取り組むか       ―教育方法学からのアプローチ― 
   2013年6月22日 京都大学
第18回 「特別の教科 道徳」をめぐって     ―理論と実践の課題
  2015年6月20日 学習院大学
第19回 高等学校におけるアクティブ・ラーニングを問う 
  2016年6月18日 大阪教育大学

    第11回~第15回、第17~19回研究集会につきましては、「研究集会報告書」を作成しております。第16回研究集会の成果は、『教育方法41』におさめられています。 「第13回・第14回・第15回・第17回・第18回・第19回研究集会報告書」は、まだ事務局に在庫がございます。返信用封筒(角型2号封筒【A4サイズ】)を同封の上、事務局まで郵送にてご請求いただければ、送料のみ自己負担で配布しております。送料につきましては、以下を目安としてください。

  • ・1冊(約130g)…205円
  • ・2~3冊(約270~400g)…400円
  • ・4冊以上(500g以上)…エクスパック360あるいはエクスパック510