研究奨励賞について

「日本の教育方法学研究の発展を期して、若手学会員の研究を奨励することを目的」(日本教育方法学会研究奨励賞規程)として、2002年度より「研究奨励賞」が設けられました。

過去の受賞者は、以下の通りです。

受賞年度(対象巻) 受賞者
2002年度(第26巻)  ―
2003年度(第27巻) 谷川とみ子
2004年度(第28巻)  ―
2005年度(第29巻) 内藤由佳子
2006年度(第30巻) 川地亜弥子
2007年度(第31巻) 森久佳
2008年度(第32巻) 吉田成章
2009年度(第33巻)  ―
2010年度(第34巻) 熊井将太
2011年度(第35巻)  ―
2012年度(第36巻) 清水良彦/細尾萌子
2013年度(第37巻)  ―
2014年度(第38巻) 二宮衆一
2015年度(第39巻)  ―
2016年度(第40巻) 渡辺貴裕
2017年度(第41巻) 佐藤雄一郎
2018年度(第42巻) 田中怜
2019年度(第43巻) 宮本勇一
2020年度(第44巻)  ―
2021年度(第45巻) 森本和寿
2022年度(第46巻) 石田智敬
2023年度(第47巻) 安藤和久/清重めい

選考の経緯につきましては、学会紀要『教育方法学研究』に掲載されております。

紀要等にも掲載されております「日本教育方法学会研究奨励賞規程」は、以下の通りです。

日本教育方法学会研究奨励賞 規程

1.名称

この賞を、日本教育方法学会研究奨励賞と称する。

2.趣旨

日本の教育方法学研究の発展を期して、若手学会員の研究を奨励することを目的とする。受賞者には賞状ならびに記念品料を授与する。

3.受賞者と記念品料

毎年、受賞者は原則として1名、記念品料は5万円。

4.選考対象

選考対象は、学会の研究大会の開催年月から遡って、原則として過去1年間に公刊された学会紀要『教育方法学研究』に掲載された論文とする。選考対象となる論文は、その執筆者が原則として40歳未満であるものとする。

5.選考手順

全理事が受賞にふさわしい候補論文を1点選び、理由を付して推薦する。

推薦された候補論文について、常任理事会内に審査委員会を構成し、委員会は11月か12月より審査を行い、その結果を翌年4月の常任理事会に受賞候補論文として報告し、常任理事会に於いて受賞者を決定する。

6.審査委員会の構成

審査委員会は、常任理事の互選により、代表理事を含む5名以内で構成する。委員長は委員の互選とする。委員の再任は妨げない。

7.審査方法

(1) 審査は審査委員の合議による。

(2) 理事が推薦した候補論文は、次の観点から審査される。

a. 研究内容の独創性

b. 論述展開の論理性

c. 教育方法学研究および教育実践への貢献

d. その他、本規程の趣旨にふさわしい観点

(3) 委員会は候補論文に順位と意見を付して、受賞候補論文を決定する。

8.その他

(1) 受賞者が決定しない場合は、その年度の授賞は行わない。

(2) 実施にあたっての細則は常任理事会において補うものとする。

(3) 本規程は、2001年10月1日より施行する。