教育関連学会連絡協議会より、公開シンポジウムのご案内が届きました。

日本教育方法学会が所属する教育関連学会連絡協議会より、教育学教育のあり方に関する公開シンポジウム開催のご案内が届きました。

案内チラシ:教育関連学会連絡協議会公開シンポジウムのチラシ

教育関連学会連絡協議会公開シンポジウム

教育学教育のあり方と教職課程カリキュラムの再検討
-教育学分野の参照基準の作成に向けて-

日本学術会議では、2008年以来、大学教育の分野別質保証について議論を重ねており、現在までに「分野別の教育課程編成上の参照基準」が31分野で作成・公表されています。しかし、教育学分野は、いまだ公表にいたっていない、数少ない分野の一つとなっています。一方で、教員養成についてはすでに文部科学省によって「教職課程コアカリキュラム」が作成・運用されています。
そのような状況のなかで、2017年12月、日本学術会議内に「教育学分野の参照基準検討分科会」が設置され、このたび第一次案を公開できる運びとなりました。
本シンポジウムは、この第一次案を議論の俎上にのせ、意見交換を行うことを目的とするものです。あわせて、参照基準との関連において教職課程コアカリキュラムの課題についても議論を行います。
教育学や教員養成に関心のあるみなさま、どうか奮ってご参加ください。

日時:2019年3月16日(土)14:30~17:00

場所:学習院大学 南3号館301教室
※どなたでも自由に参加できます。

司会者:吉田文(早稲田大学教育・総合科学学術院教授、大学総合研究センター副所長)

報告者:
松下佳代(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
「教育学分野の参照基準の全体構想」
油布佐和子(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
「教職課程コアカリキュラムの課題」
深堀聰子(九州大学教育改革推進本部教授)
「教育学分野の参照基準の活用法」